パーティゲームとしても、オンラインでも楽しめる心理戦ゲーム人狼。独自の用語も多いこのゲームですが、今回は基本的な用語『対抗』を解説してみました。
対抗とは
対抗とは、複数の役職CO(カミングアウト:役職者だと宣言すること)が出てきた時に、そのうちの一人から他の人を見た言葉です。占い師が三人出てきたら、そのうちの一人にとって、残りの二人が対抗占い師です。
対抗への対処
あなたが本物の役職者なら、当然対抗役職者は偽者です(同じ役職者が複数いるような変則的な構成を除きます)。ですが、無闇に相手を偽者だと感情的な主張を繰り返しても、事態は好転しません。周りには、誰が本物か全く判らないのです。村人たちにも、自分が本物と信じて貰うためには、論理的に対抗の怪しいところを突いたり、自分が本物だと信じてもらえるような言動を心掛けるなど、冷静な対応をしましょう。
あなたが偽者の役職者でも、あなたの視点では対抗役職者は偽者です。本当はその中に本物がいる訳ですが(いない場合もありますが)、今のあなたは本物になりきっている訳ですから、全員偽者と考えて推理をしている振りをしなければなりません。
対抗がいない場合
対抗がいなければ(=一人しかその役職のCOをしなければ)、普通信用はとても高くなります。ですが、あまりCO数が少ないと、役職欠け(初日犠牲者が役職を持っていたために、その役職なしでスタートすること)が疑われることもあります。
対抗COとCCO
対抗COとは、既に役職COがされた後に、自分こそ本物だとCOすることです。COせずに潜伏しようと思っていたら誰かが役職を騙ってきた時などに、対抗COすることが多いです。紛らわしい言葉に、CCO(カウンターカミングアウト)があります。これは占い師に黒(狼判定)を出されて吊られそうになった時に、自分の役職をCOしてその占い結果は嘘だと主張する行為です。
基本的な用語を押さえて、是非皆さんも人狼ゲームに参加してみてください。推理戦は最初は難しいですが、他では味わえない楽しさですよ!