終わりゆく一年の感謝と新たな年への希望を胸に、締めくくりの大晦日は神社へ足を運びたいものです。
人出が多い季節だからこそ、普段以上に人混みが気になる首都・東京。数ある都内の神社仏閣より、年末年始シーズンの混雑率ランキングベスト3をまとめてみました。
第3位 西新井大師 總持寺 (足立区)
五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)と名の付く、真言宗豊山派の寺院です。例年の人出は約60万人。「西新井」という地名にも由来しており、その歴史は平安時代から続きます。
現在は東京に限らず埼玉や千葉など関東近郊を超えたエリアから多くの人々が訪れます。また、年末年始の厄除けだけでなく、日々の開運祈願や七五三等の参拝客でも賑わいます。
第2位 金龍山 浅草寺 (台東区)
今や観光地のメッカ的存在として知られる浅草寺ですが、発祥の歴史は飛鳥時代まで遡り、都内最古の寺院として今なお親しまれています。日本に留まらず、全世界から人々が訪れた結果、年始3日間のみでも約283万人、年間にすると約3000万人もの参拝客が数えられます。
第1位 明治神宮 (渋谷区)
多くの著名人が結婚式のため利用するイメージの強い明治神宮ですが、初詣には約310万人もの参拝客が訪れ、日本一の圧倒的客足を誇ります。今や縁結び、家内安全、国家安泰など広い分野での祈願所として、また境内全域にわたり植樹された緑が広がり、都会の中心のオアシスとしても人々の心を掴んでいます。また青少年育成を目的として様々なスポーツ・文化施設も備わっています。