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ビリヤード エクステンションを自作する方法

エクステンションとは、ショット時にキューが届かない位置に手玉がある場合、キューの長さを伸ばして使うことができる様にするビリヤード用品です。レスト(メカニカルブリッジ)も同じ様に使われますが、エクステンションの方がキューを直接ストロークできるので、コントロールも安定感も違ってきます。

塩ビパイプ

「キューを伸ばすだけならば、自作でも良いじゃないか」ということで、ホームセンターで手に入るもので安価にエクステンションを作ってみましょう。パーツは3つ構成になります。キュー尻をはめ込む継手ソケットを一つに、手で握る部分のための塩ビパイプを一つ、最後に継手キャップとなります。継手の径は37mmと32mmとの2つあるのですが、キュー尻に合わせるにはどちらも多少手を加えなくてはいけません。32mmを使うならば内側をサンドペーパーなどで削った上で、キューに傷が付かないようにコーティングしなくてはいけません。37mmですと、キュー尻に合うように内側にゴム板やクラフトシートなどを貼り付けることができます。継手ソケットが完成したならば、持ち手部分のパイプとキャップを組み合わせてでき上がりです。

塗装と革

形はできましたが、見た目は塩ビパイプそのものですし、持ち手部分も滑りやすくできていますので、エクステンションとして使うためにも実用的なおしゃれをしていきましょう。せっかくの自作なので、見た目は個人の趣味を反映させて好みの色や模様などを塗装しましょう。また、持ち手部分にはハイブリットレザーなどの革を巻くことで握りやすくもなります。使うパイプによっては細くて握り辛い場合もあるので、そんな時はクラフトペーパーなどで握り部分を厚くしてからでも良いでしょう。

おわりに

素材はホームセンターで安価に手に入るものばかりですので、自作ならではの素材選びにこだわって作ってみても良いでしょう。

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