ランニングは走るときの足の幅で「ピッチ走法」か「ストライド走法」かの2種類に大別できます。
①:日本人はピッチ走法向け!? ピッチ走法とストライド走法の違いは足の幅の違い!!
ピッチ走法もストライド走法ももともとは長距離走の用語から来ています。
ピッチ走法は足の幅を細かく小刻みにとり、その分足の回転を速くするような走り方です。
対照的にストライド走法は足の幅を足の長さいっぱいにとり、跳ね上がるような大きな走り方です。
日本人は比較的短足であるため、足の幅の短いピッチ走法の恩恵を受けやすいとされています。
②:ピッチ走法のメリット
ランニングでは、足の幅を広くとるほど片足で着地した時、足首への負担は大きくなります。
ピッチ走法は足首などの部位を軽減できるので故障のリスクを少なくできます。
③:ピッチ走法のデメリット
足の幅が短く、足の回転を速くするため、その分スタミナの消費がハイペースになりがちなのが難点。
当然足に合わせて腕を振るので筋的な負担が大きくなりやすくなります。
④:ピッチ走法のメリット/デメリットまとめ
ピッチ走法は、短足の日本人向けの走り方ですが、これは本来短距離走的な体裁をとります。
つまり、足の回転を意識して遅くするぐらいに気をつけておかないと、太ももの筋肉がすぐに疲労してしまいます。
筋疲労が早まると有酸素運動よりも筋トレの意味合いが濃くなってくるため要注意です。
ピッチ走法の恩恵だけをありがたく頂戴し、走るペースを強く意識してより長く走られるようになりましょう。