草野球や草サッカーなどの大会を開催するにあたっての大きな課題の一つが「人数集め」。
人数をまかなうために助っ人を呼ぶことも多くありますが、トラブルの引き金になりかねません。
今回は草野球の試合開催に当たって助っ人を呼んだときにおこってしまったトラブルをご紹介いたします。
助っ人なのにド素人?!
人数集めを最優先に考えてとりあえず助っ人を捕まえたはいいけど、いざ試合が始まってみるとその助っ人がド素人だった・・・。
野球は9人の実力が伴って初めて成立するスポーツです。守備の場面ではその人を集中的に狙われてしまう可能性もあれば、攻撃の場面ではせっかくのチャンスが台無しになってしまうなんてことも。
わざわざ助っ人に来てもらったので声を大にして文句は言えませんが、メンバーのやる気ががたっと落ちてしまう事態になりかねません。
助っ人がヒーローに
ある大会に助っ人で呼ばれたAさん。チームは攻撃の場面でお世辞にもいい選手とは言えないAさんに気を遣ってバントのサインを出します。Aさんは迫り来るボールにびくびくしながらも適当にバットを前に出すとそのバットにいい具合にボールが当たり、きれいにバントが成功します。次の打席でもAさんにはバントのサイン。
するとAさん、前の打席よりも力が入ってしまったのか前のめりに。ですがまたもや適当に出したバットに上手い具合にボールが当たり今度はプッシュバントのような形に。
こうしてAさんは素人に近い助っ人ながらもそのチームのバント王として対戦相手から認められてしまったのです。