推理と心理戦を楽しめる対人ゲーム人狼。ネットやスマートフォンでも遊ぶことができ、大人気のゲームです。今回は、人狼ゲームで妖狐になったときのコツをご紹介します。
初心者の方にもわかりやすいように、まず妖狐とはどのような役職なのかご説明します。
妖狐とは
妖狐とは、村人陣営でも人狼陣営でもなく妖狐陣営に属する、第三勢力です。その死亡条件は「処刑されること」と「占い師に占われること」です。占い師に占われることで「人狼でない」と表示されるものの、「呪殺」されて死亡します。
たとえ狩人が護衛についていたとしても死亡してしまいます。ただし、人狼に襲撃されても死亡することはありません。勝利条件は「生き残ること」で、人狼陣営、もしくは村人陣営が勝利条件を満たした段階で生きていれば、妖狐の勝利となります。
そのため、狐がいる場合、人狼側も村人側も、勝利条件を満たす前に狐を排除しなければなりません。妖狐は、自分以外の妖狐が誰なのかわかる上、「念話」という能力で夜、夜明けの間のみ妖狐同士で会話をすることができます。
妖狐になったら
妖狐になったときに重要なのは、「処刑されないこと」「占われないこと」「できるだけ人狼に襲撃されないこと」です。そのため、ただの村人だと思わせる発言を心がけ、処刑と占いを避けられるようにしましょう。
また、妖狐は人狼にかまれても死ぬことはありませんが、人狼に「妖狐である」と把握されやすくなります。村人を装って発言をしている場合、狩人に守られている可能性は低いことから、襲撃したにもかかわらず生存していた場合、ほぼ妖狐であると断定されてしまうのです。ただ人狼が村人に対してそれをすぐに告発することはあまりありません。
なぜなら、その発言が「自分は人狼だ」と告白しているようなものだからです。しかし、人狼が複数いる場合は組織票を使ったり、村人を誘導したりして処刑される可能性もあるので注意しましょう。
騙り狐
もちろん、役職者の振りをすること(=騙り)もできます。霊能者は複数人がCOすると霊能ローラー(霊能者を順番に全員吊ってしまうこと)の対象になることも多いため、狐が騙って勝つのは至難の業です。
占い師を騙った場合も、狼に占い師の誰かが狐だと勘付かれてしまうリスクがあります。狐が騙りで勝つには、真(本物)だと思われるか、狂人だと思われることが必要でしょう。狐は立ち回る際、矛盾が必ず出てしまう役職です。村人(市民)や人狼サイドに考える時間を与えると、妖狐と判断され、吊られてしまいます。
このため、上手く時間を使い、有利な陣営に加担しつつ、フラットな状態でいるように心がけて下さい。
まとめ
いかがでしたか。妖狐で勝つのは難しいですが、その分勝てたときの喜びはひとしおです。妖狐で勝利するポイントは慣れることなので、何度もその役職にチャレンジすることをおすすめします。