ゴルフがお好きであれば毎週末打ちっぱなしで汗を流している方も多いかと思いますが、ただ数を打つだけの練習方法で上手くなると思っていませんか?今回は打ちっぱなしで効率よくゴルフを上達させるための練習方法を紹介していきます。
しっかりと準備運動を行う
当たり前のようにおもうかもしれませんが、打ちっぱなしは自分のペースでできる練習方法だからといって、準備運動を怠ってしまう方もいるのではないでしょうか。ゴルフは決して激しい運動ではありませんが、準備運動はただ身体をほぐして怪我や事故を防止するだけでなく、運動するのにベストなコンディションに近づける意味もあります。「ちょっと打った頃に調子が上がってくる」なんて方は特に、この準備運動により目を向ける練習方法をすることで、序盤からいいショットが打てるようになるでしょう。
目標を決めて練習に取り組む
打ちっぱなしではついついなんとなく打っているだけという状況になりがちですが、これは良くありません。たとえスコアが出ない練習方法であっても、「安定して何ヤード飛ばせるようになる」だとか「あそこのピンを狙って打つ」など、常に目標を持った上でゴルフの練習をするようにしましょう。フォームの確認や改善のために行うのであれば、自分のフォームを録画してその都度確認するなど、高い意識を持って練習に取り組むことが大切です。
1回ずつ考えてショットを打つ
ただダラダラ打っているだけでは当然ゴルフは上手くなりません。目標を定めたら、それに向かって何が足りないのか、どうすれば改善できるのかを一球ごとに考えて打つように心がけましょう。そして必ず一つ一つ集中して取り組むことです。「さっきのショットは集中していなかったから上手くいかなかった」と自分に自分で言い訳しないためにも、常にベストなコンディションでゴルフの練習に取り組むことも大切です。
軽く打つことから始める
打ちっぱなしに行くとついつい気分がいいからといってドライバーでかっ飛ばすことから始めてしまいたくなる気持ちもわかりますが、まずは軽く素振りをして自分のスイングを確かめたり、ウェッジでアプローチの練習をしたりと、徐々に感覚を掴んでいく練習方法が望ましいでしょう。準備運動が不十分なのにいきなり飛ばそうとすると、思わぬ事故や怪我の原因になりますし、序盤でスタミナを使いすぎて思うような練習ができなかった…なんてことにもなりかねませんから、身体が温まってからおもいっきりスイングするようにしましょう。
コースを想定して練習する
ある程度打って身体が暖まったら、コースを想定して打つ練習もすると良いでしょう。ティーショット、セカンド、アプローチの順番で打つことを繰り返すことで、自分の頭で、使うクラブを考えながらコースを回る練習をすることが出来ます。同じクラブばかり使って練習している時とはまた違った感覚で練習に取り組むことが出来るでしょう。
ボールの位置や打席を変えてみる
ゴルフのコースは打ちっぱなしのように常に同じコンディションで打てるわけではありません。もちろん、自分のスイングやベスト状態を確認するために、同じボール位置で打ち続ける練習方法も大切ですが、多彩に変化するコースならではの環境に少しでも近づけた練習をすることも必要でしょう。
疲れたら休むようにする
体力や筋力強化のために打ち続けるという練習方法もありかもしれませんが、それは非常に非効率的ですし、怪我の原因になってしまうかもしれません。打ちっぱなしのいいところは自分のペースでできることですから無理に打ち続けることに固執せずに、疲れたら休んで、さっきまでの自分の問題点について考えるほうが、より有意義な練習ができるでしょう。
パターの練習もしておく
うちっぱなしによってはパターの練習ができる場所もありますから、それらは積極的に利用していくようにしましょう。パターは非常に重要であるにも関わらず、練習がおろそかになりがちな人が多い部分ですから、少しでも練習することを継続すれば、周りのゴルフ仲間との差を広げることができるかもしれません。
打ちっぱなしでも充分練習できる
ただ飛ばすと気持ちいいからという理由で打ちっぱなしに行く方もいますが、せっかくならそのポテンシャルを最大限に発揮して意義のある練習をしたいですね。次に打ちっぱなしに行くときは、これらを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。