村人に紛れた狼を見つけ出して処刑する、推理ゲーム人狼。オンラインでも楽しめて現在大人気ですが、初心者にはわかりにくい用語も多いもの。今回は、人狼用語『人外』を解説してみました。
人外とは
人外とは、一般的に村陣営以外のことをいいます。狼と狐だけを表す場合と、狂人や背徳者などを含める場合があります。ごく稀に狼、狐に猫又を含めて呼ぶこともあります。
人外の数
残り人外数を「2w1f」のように表すことがあります。wはwolfで狼、fはfoxで狐を表します。この場合、二匹の狼と一匹の狐が残っていることを示しています。村側は、残りの吊り数でこれらの人外を全部吊り切らなければなりません。
残りの吊り数の計算は、昼時点の生存者の人数から計算します。吊られて一人、噛まれて一人、一日に二人ずつ人数が減っていき、二人以下になった時にゲームは確実に終了するので、昼の生存者数÷2-1(端数切り上げ)で計算できます。この吊り数の間に、全ての人外(狼、狐)を吊り切らなければなりませんから、状況によっては、狂人を吊らずに残しておくような手を取る必要も出てきます。
人外になったら
人外は、ある意味、このゲームにおける主役です。思う存分村を引っ掻き回して混乱させ、自陣営の勝利に導きましょう。初心者で人外になってしまっても嘆く必要はありません。狼なら仲間と相談できますし、夜の会話で初心者であることを明かしてベテランの指示を仰ぎましょう。狂人や狐の立ち回りは難しいですが、人外の経験を積むことで、村側陣営になった時も人外の思考を読めるようになってきます。
村側、狼側、狐側、どの陣営になったとしても、村と人外の手に汗握る戦いを、存分に楽しみましょう。