ビリヤードの正しいフォームを覚える

どんなスポーツであれ、無理のない基本となるフォームは重要なものです。ビリヤードの正確なショットも、正しいフォームだからこそ打てるものと言えます。

スタンス

ビリヤードを撞くための土台となるスタンスの取り方を覚えましょう。まずは手玉に対して真っ直ぐ向き、自分の立ち位置を決めます。利き手側の足を軽く開き、反対の足は斜め前に置きましょう。この時の足の開き具合は人によって違ってきますので、上半身を倒してテーブルに近づけても、バランスが取れて安定できるぐらいの開き具合で問題ありません。体重は両足で均等にかかるようにしておきましょう。

ブリッジ

スタンスが取れたならば、次は上半身を倒してブリッジを作っていきましょう。手玉から15ｃｍほど前に、キューを握る利き手とは反対の手でブリッジを作っていきます。この時、キューは自分の顎の下に来るように構えましょう。距離もできるだけ近くし、利き目がキューの上にあると狙いが付けやすくなります。

グリップ

キューを握ることをグリップと呼びます。力を込めすぎないでキューをグリップし、肩、肘、グリップがキューの真上に来るようにします。横から見ると、肩、肘、グリップが直角になるような位置でグリップするようにして構えましょう。これで球を撞く構えはできましたが、このフォームで大切なことは、肘から先のみでキューを動かすということです。せっかく作った肩や肘の角度は、肘から上を動かしてしまうと崩れてしまいます。ですから、肘から下を振り子のように動かすことを意識して、キューを水平にスロトークするようにしましょう。