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もみじの天ぷらを食べて来ました!

もみじの天ぷらと言うと大阪の人は「ああ、あれか」と思う人が多いでしょうが、他の地方の人にとっては、とても不思議なものに思うようですね。
まず、もみじは食べるものとは思っていない人がほとんどであるということと、天ぷらというと天つゆをつけて食べるイメージがあるので、どんな味がするのだろうと考えられるようです。
某国民的アニメでも取り上げられたことがあるように、もみじの天ぷらは、「もみじ」のイメージも「天ぷら」のイメージも打ち破ってしまうものです。
そんなもみじの天ぷらを食べて来ました。

もみじって食べられるの?

もみじの天ぷらは紅葉で有名な大阪府箕面市の箕面の滝名物です。
もみじは食べられるのか?と聞かれたら、答えは「食べられます」です。
ただ、どのもみじでも食べられるのかというとそうではなく、天ぷらにするもみじは、木から育てている、食用に適しているものです。
そして、それを長期間塩漬けにします。
落ち葉になっているもみじの葉を拾ってきて、そのまま天ぷらにしようというのは、少し難しいようですね。
それから、箕面のもみじの天ぷらは、一般的な天ぷらとは違い、天つゆにつけて食べるものではなく、「お菓子」なのです。
味も甘く仕上げてあって、歯ざわりもサクサクとしていて、香ばしいです。

もみじの天ぷらはどこで食べられるの?

さて、そのもみじの天ぷらは大阪の紅葉の名所、箕面の滝の名物です。
箕面の滝は大阪市からはさほど遠くないために、大阪市の人の身近な紅葉狩りスポットとして知られています。
紅葉の季節には、滝に向かうまでの山道にもみじの天ぷらを売るお店がたくさん出ています。
甘く香ばしい匂いに、思わず足が止まってしまいます。
お店で揚げたてを買って食べるのが一番美味しい食べ方ですが、持ち帰りにしても、もちろん美味しいです。
お菓子ですので、お茶など好きな飲み物と一緒に食べてみてください。
何とも言えない懐かしい味がすると思います。
もみじの葉自体は長期にわたって塩漬けにされたものなので、葉の味がどうかというのは、よくわかりません。
もみじの天ぷらを知らない人にお土産にすると、大変珍しくて喜ばれることでしょう。
味にはクセがないので、苦手だと感じる人は、それほどいないと思います。

もみじの天ぷらは自分でも作れる?

料理が好きな人の中には、もみじの天ぷらを自分でも作ってみたい、と考える人もいるかもしれません。
実際に作ったことがある人もいるかもしれません。
ただ、やはり箕面の滝のもみじの天ぷらのようにするには、なかなか難しいようです。
まずネックになるのがもみじの葉の塩漬けですね。
歴史が長い製法なので、そうそう素人にマネができるものではありません。
紅葉の葉(カエデ)自体は、食べても大丈夫なようですが、塩漬けをして甘く香ばしく仕上げるのは難しいですよね。
味と形状が近いということで「もみじ饅頭の天ぷら」にチャレンジする人もいるようですが、これは実際に広島で「揚げもみじ」として売られているようですね。
これは箕面のもみじの天ぷらとは別にして、一度食べてみたいものです。

大阪の人にはお馴染みのもみじの天ぷらですが、関西の人ばかりで独占するには惜しい美味しさです。
いろいろな味のものが出ているようなので、ぜひ機会があったら、お好きな味のものを味わってみてくださいね。

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