日程調整サービス『調整さん』が運営する新しいメディア

ビリヤード キューの種類と違い

ビリヤードのプレーの際に球を撞く道具であるキュー・スティック。略して「キュー」と呼びますが、ビリヤードの競技の違いや、またそれぞれを使う用途が違うため、キューにも色々な種類があります。キューの種類としてはどんなものがあるのでしょうか。

競技別のキュー

ビリヤードには大きく分けて3つの競技があります。そして、それぞれ競技ごとにキューも種類が違います。スリークッションに代表されるキャロム競技には「キャロムキュー」が使われ、スヌーカー競技には「スヌーカーキュー」が、そしてポケット競技に使われるキューは、用途別に3種類のキューがあります。
キャロム競技に使われるボールはポケット競技のそれよりも大きく、その為キャロムキューはシャフト部分が他のものより太く重いのが特徴になっています。手玉をより強く転がすためのキューと言えるでしょう。
スヌーカー競技に使われるキューは、キャロムとは逆に、全体的に細く軽量なキューになります。一般的なメイプルではなく、アッシュを素材にしている違いもある為、打球感も固く感じるでしょう。また形状の特徴もあり、ハンドルグリップの最後部分の一片が平たくなっています。

ポケット用の3種類のキュー

ポケット競技のキューには通常のプレーキューの他に、ブレイクショットやジャンプショット用の、それぞれのショット専用のキューがあります。プレーキューの用途は逆に言うと、専用キュー以外の通常のプレー全般だと言えます。
ブレイクキューは名前の通り、ナインボールなどの多くのゲームのブレイクショット時に使用するキューです。ブレイクショットは的球を強く散らし、同時にポケットインすることも多く求められます。パワーをより多く伝える為の専用キューとしてブレイクキューはあります。プレーキューをブレイクショットに使うことは、タップやシャフトの破損にも繋がる為、やはりブレイクキューの使用をお勧めします。
ジャンプショットにも、専用のジャンプキューというキューがあります。ジャンプショットをする場合、キューを立てて撞き下ろして使う為、その独特なフォームをしやすくする為のキューと言えます。シャフトの長さはプレーキューと変わりませんが、バットが短く、その為持ちやすくなります。
キューの種類が多いのは、それだけ用途が違ってくるからです。専用のキューを使うなら、今までやり辛かったショットも変わり、自分のプレイの幅も広がります。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます