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ビリヤードのチョークの正しい塗り方

ビリヤードのチョークは、キューの先のタップに塗ることで、手球とキューの摩擦力を増やす為にあるものです。チョークを塗ることで、タップが手玉の表面を滑らずに撞くことが出来るようになり、回転操作がしやすくなります。手玉の中心を大きく外した部分を撞く場合などは、滑ってミスショットにならない為にも、チョークを塗ることは必要になります。

チョークの塗り方

ビリヤードのチョークは一般的に2~3cmの立方体をしていて、浅い窪みがある使用面以外を包装された状態のものが多くあります。チョークの使い方を見ていきましょう。
片手にタップを上にしたキューを持ったまま、チョークの包装された部分をもう片方の手で持ちます。そして、タップにチョークの使用面の中心にある窪みを被せるように持っていき、「窪みから縁にかけてを使って」擦り付けるように塗っていきます。一度では塗りきれないので、タップにチョークの色が付着していくのを確認しつつ、キューを徐々に回しながら塗っていきましょう。片減りを防ぐために、チョークの向きも毎回変えて使うと良いでしょう。そしてこの時、窪みにぐりぐりと捻りこむことはしない様にしましょう。あくまでも、「中心の窪みはタップへの引っかかり」を与える為だと考えてください。無理に押し込んでしまうと、タップの磨耗と破損が早まりますし、チョークが手玉に付着しやすくなり、逆にミスショットに繋がってしまう場合もあります。慣れてしまえば、確認もそこそこに手元だけで無駄なく塗れることでしょう。

チョークを使ってみよう

チョークを使うと、手玉にひねりや引きなどの回転をかけやすくなるのは勿論のことですが、逆にいうと、真っ直ぐ撞かなければ回転がかかってしまうと言えます。つまり、チョークを使って毎打撞くなら、ビリヤードの基本である真っ直ぐ打つという動作の鍛錬にもなります。チョークを使う事は、色々な回転を付けたショットや、基本的動作をしっかり覚える為の、ビリヤード上達への基本ともなります。

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