剣道は短時間で集中した時の一瞬の判断が要求されるスポーツなのですが、剣道には一発で決まるのものの中に技というものがあります。有名な技と有効な打ち方について紹介します。
胴打ちで気を付けたい打法とは
剣道には基本的な技として「胴打ち」というものがあります。胴着のおなかの周りについている胴を打つと点数になるのですが、胴打ちでの有効的な打ち方には若干のコツが入ります。胴自体がプレイヤーの最も身近にあり、相手からも最も離れている場所に位置しているので、相手の足元を浮かせる必要があるのです。しっかり構えている状態だったら胴打ちしても確実に決まらないのですが、剣先を振り上げることで足元を浮かせることができます。この剣先で振り上げる行為が有効な打法だといわれています。
小手打ちで気をつけたい打法とは
剣道では「小手打ち」が最も判断力がいるといわれています。剣を持っているにもかかわらず、持っている手の甲を狙うという非常に高等な技なのですが、テクニックもたくさんいるのです。有効な打法としておすすめなのが、相手の剣先を自分の竹刀が超えるようにするということです。体を揺らしながら一瞬のすきを狙って打ってみると、小手のタイミングがつかみやすくなります。
剣道の技は主に3種類がメインといわれているので、バリエーションが豊かではない分、技の見せつけ所がたくさんある競技です。いろんなパターンを試してどんな相手でも攻略できるような練習方法をとってみるといいでしょう。