今、大人気の多人数ゲーム人狼。パーティでも、ネット上でも、スマホアプリでも、色々な形態で高度な心理戦が楽しめます。
今回は、役職『騎士』に選ばれた時のコツをまとめてみました。
騎士とは
狩人・ボディガードなどと呼ばれることもある役職です。市民(村)陣営の役職で、毎晩誰か一人を選んで人狼の襲撃から守ることができます。ただし、自分が噛まれた場合には対抗できず死んでしまいます(ルールによっては、狼を道連れにできる場合もあります)。
騎士の立ち回り
騎士は、毎晩守る相手を決めなければなりません。守り方は、大きく分けて二つ。 一つは、噛まれては困るところを守る方法です。筆頭は占い師。占い師の真偽が判らない場合は、なるべく真に見える占い師を守るか、状況によっては霊媒師(霊能者)や共有者を守る手もあります。 もう一つは、狼が噛んできそうなところを守り、GJ(グッジョブと読みます。騎士が守った人を狼が噛みに来ること。翌日死体が出ません。)を狙っていく方法です。GJが出れば市民(村)陣営は有利になりますが、それを狙って他を護衛している間に、占い師など重要な役職を噛まれてしまう危険があります。
加えて、騎士が2連続で同じ人を守れないルールの場合は、人狼側は連噛み(同じ人を2回連続で噛むこと)してくる場合があります。このため、安易に守る人を決めてはいけません。守る順番も重要なのです。
GJ? 狐? 死体なし時の注意点
朝に死体がなくても、喜ぶのは早いかも知れません。死体がない場合は二種類あります。騎士が護衛したところに狼が噛みに来た場合。これがGJです。もう一つは、狼が妖狐を噛みに行った場合です。狐は狼に殺されることはありません。 例えば、真偽つかない占い師を護衛していて死体なしが起きた場合、これはGJだから自分が守っていた占い師は人狼ではない(狼は狼を噛みに来ることはない)……と早計に思い込むのは危険だということです。
疑われてしまったら
騎士なのに狼と疑われ、吊られそうになった時にはどうすればいいのでしょうか。これは、特に序盤にそうなった場合は意見が分かれていて、CO(カミングアウト。騎士だとばらすこと。)するべきだという意見と、せずに吊られるべきだという意見があります。 するべきだという意見は、たとえ噛まれても自陣営に情報を残せるから。しないべきだという意見は、騎士が生きているかもと思わせることで狼の行動を制限できるからという理由が主です。その時々の状況で判断しましょう。 騎士はなるべく長く生きて役職者(特に占い師)を守ることが市民陣営勝利のコツです。騎士とばれて噛まれないように、人狼と思われて吊られないように、高度な立ち回りが必要となるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。騎士は人狼ゲームにとってとても重要な役職です。これらのコツをうまくつかんで、ぜひ人狼ゲームを楽しんでくださいね!