ゴルフの「アンダー」とは、パー(基準打数)よりも少ない打数のことを指します。
基準打数(パー)とアンダー
「アンダー」と言う言葉は、通常1ホールの打数に対してではなく、トータルの打数に対して使われます。18ホールでパー72のゴルフ場なら、71以下でラウンドしたときにアンダー(アンダーパーとも言います)ということになります。大多数のゴルフ場が、18ホールで合計の基準打数を72打としています。このゴルフ場で設定されている基準打数の72打より少ない打数で18ホールを周り終えることをアンダー(アンダーパー)と言います。
イーブンパーとオーバーパー
そして、基準打数の72打ちょうどで周り終えることを、「イーブンパー」または「パープレイ」と言います。また、基準打数より多く打ったら「オーバーパー」と言います。ちなみに、アマチュアゴルファーのほとんどは「オーバーパー」でしか周れません。
実際のトーナメント(試合)でのアンダーの数え方
プロゴルファーは、ゴルフ・トーナメントでアンダーパーの数を競っています。72のコースを70打数で周り終えることができたら、72-70=2で、「2アンダー(2アンダーパー)」と言います。65打数で周れば、72-65=7となり、7(セブン)アンダーとなります。プロゴルフのトーナメントは、通常4日間で争われます。一日18ホールを4日間競技します。4日間で72打×4日=288打が基準打数(パー)です。4日間を285打で周った場合、288-285=3となり3(スリー)アンダーとなります。4日間を293打で周った場合は、293-288=5となり、5(ファイブ)オーバーとなります。攻略が難しい難コースになると、4日間周ってもアンダーパーの選手がほんの数名、若しくは0名というトーナメントもあります。
アンダーは、ゴルフをする人にとって非常に魅力の有る言葉です。腕を磨いて、「今日は、3(スリー)アンダーで周った!」と友達に自慢できるような日がくるよう練習しましょう!