ゴルフ用語がわからない！キャリーってなに？

「キャリー」は、ボールをヒットした地点から再びボールが地面に落ちた地点までの距離のことです。

キャリー（carry)と飛距離

ゴルフボールを打って、再び地面に落ちた後、更に転がります。地面に落ちた地点までの距離が「キャリー」で、転がるのが「ラン」です。「キャリー」と「ラン」を合わせて「飛距離」と言います。従って、キャリーと飛距離は違います。

キャリーの重要性

ゴルフ場には、池や谷などが有ります。従って、各クラブごとのキャリーを正確に把握しておくことはとても重要です。池や谷を越えるためには、どのクラブで打てばよいのか？キャリーを知っていなければその判断はできません。

コースの攻略

ゴルフでは、キャリーとランを計算して攻めていくことが大切です。飛距離を稼ぎたいドライバーショットでは、雨でランが期待できない場合はキャリーの大きいショットが必要となり、晴れて地面が乾いた下り坂のショットなどではキャリーで距離を稼がなくてもランで稼げますから、低い弾道でランが多く出るショットが適しています。特に、アプローチでグリーンを狙うショットでは、キャリーとランの計算は重要です。グリーン周りのラフはバウンドが不規則で予想がしにくいため、それを避けて、高い弾道のボールで直接グリーンにオンさせたり1～2バウンドでグリーンに乗せるような攻め方をすると計算がしやすくなります。

ゴルフでコースを攻める戦略として、キャリーとランの距離を計算して攻めることがスコアアップに繋がります。